塗装によるお住まいの資産価値向上とは
塗装による建物の資産価値向上
〜建物のインスペクションの観点から考える〜
塗装が、「皆様の大切な資産を守る」。
この様な視点が大事と考えております。
建物のインスペクションにおいて、塗装は非常に重要なファクターです。
インスペクションとは、「調査」「検査」「視察」「査察」等の意味を持っております。
不動産業界において既存住宅を売却・購入する際のインスペクションとは、「建物状況調査」、「住宅診断」とされております。
建築士の資格をもつ専門の検査員が、第三者的な立場で、目視、動作確認、聞き取りなどにより「住宅の現状の検査を行うこと」をいいます。
国土交通省では、既存住宅の円滑な売買を促進いたしております。
また、2018年4月1日に行われた法改正によって、既存(中古)住宅の売買にかかわる各手続きにおいて、宅建業者は次のことが義務付けられています。
- 媒介契約の締結時に建物状況調査を実施する者のあっせんに関する事項を記載した書面を依頼者に交付する。
- 買い主等に対して建物状況調査の結果の概要等を重要事項として説明する。
- 売買等の契約の成立時に建物の状況について当事者の双方が確認した事項を記載した書面を交付する。
以上の観点から、塗装の重要性について詳しく説明します。
1、外観の評価
第一印象:
建物の外観は、訪問者や潜在的な購入者に与える第一印象を決定します。
美しい塗装は、建物の価値を高め、良好な印象を与えます。
メンテナンスの指標:
剥がれや色あせが見られる場合、他の部分にもメンテナンスが必要な可能性があります。
2、 保護機能
劣化防止:
塗装は、紫外線、雨水、風、汚れなどから建物を保護します。
劣化が進むと、構造材にダメージを与える可能性があるため、塗装の状態は重要です。
防水性:
塗装が劣化すると、防水機能が低下し、湿気や水の侵入が発生する可能性があります。
これにより、カビや腐食が進行することがあります。
3、 資産価値の維持
資産価値の指標:
塗装の状態は、建物の資産価値に直接影響します。
定期的な塗り替えやメンテナンスが行われている場合、資産価値が維持されやすくなります。
売却時の影響:
インスペクションで塗装の状態が良好であれば、売却時に有利に働くことがあります。逆に、劣化している場合は、価格交渉に影響を与える可能性があります。
4、 資産価値向上
近年の塗料には、遮熱・断熱性能がある塗料がございます。
この様な塗膜のある屋根・内外壁は、建物の性能向上の可能性があり価値向上に寄与する可能性があります。
まさにSDGsです。
弊社は、資産管理をトータルでサポートできればと考えております。