室内温度と健康
1月に入り、寒い日が続いております。
皆様におかれましては、体調管理いかがでしょうか。
特に1月24日と25日には、10年に一度の大寒波が到来しました。
(この原稿作成時は、その真っ只中です)
さて、1月24日のテレビ朝日「モーニングショー」では、「寒い日本の家…室温18℃以下は要注意」と題しまして、日本家屋における冬の寒さと健康の話題でした。
日本の家屋は、欧米先進国に比べ冬の寒さが厳しいとのことです。
WHOでは、「冬の室内温度は18℃以上」を強く勧告されているようです。
それに比べ、日本は軒並み18℃以下です。
宮城は平均15℃と、全国的に寒い分類になるようです。
確かに宮城は他の東北、特に北三県に比べ雪も少なく温暖な印象はありますが、感覚ですが底冷えが厳しいような気がします。
特に、廊下は夜など寒くて、歩けないご家庭も多いのではないでしょうか。
近年、室温と健康の関係が分かってまいりました。
- 高血圧
- 夜間頻尿
- 不眠
高血圧は、想像がつきますね。夜間頻尿や不眠のリスクもあるようです。
また室内温度の低下は、「脳にストレス」を与えることになるようです。
スマートウェルネスオフィス研究委員会委員長で東京大学名誉教授の村上周三先生の研究チームによりますと、子どもたちの学習効率は、年間を通して「25℃付近がピークに達している」とのデータがあるそうです。
このように、室温は健康に密接に関係があります。
宮城の住宅は、特に寒いようです。
もちろん、昔から「勿体無いからストーブは、みんな居る時以外は消せ」等、経済的観点から暖房をこまめに消す習慣がある方も多いと思います。
そもそも、部屋が暖まらないという問題もあります。
根本的な解決策は、断熱住宅となります。
それでは断熱住宅、特にリフォームにおいての断熱の施工は、どのようなものがあるでしょうか?
今後お伝えいたします。
また、今後「エコト」ブログでは「室温と健康」の情報をお届けいたします。